ミックスボイスを習得したいと思うときに、まず考えるのはボイトレ教室に通うことかもしれません。
しかし、ミックスボイスは、独学でも習得できます。むしろ、独学で習得するのが望ましいと考えています。
この記事では、なぜ独学でミックス習得ができると考えているのかをお伝えします。
結論
ミックス習得で大切なのは、地道な努力と時間です。必要な練習法や情報は、意欲さえあれば、ボイトレ教室に通わずとも入手できます。
何より、長期的に、限界を押し上げながら成長していくために必要な「自分力」を養う意味でも、独学こそが最適だと考えています。
私がボイトレ教室に通わない理由
私は、過去に大手も含めていくつかのレッスンを受けた経験があります。しかし、以下のような面を考えると、独学が私にとって最適でした。
お金がかかりすぎる!
ボイトレスクールは、高いです。1時間当たり5,000円で済めばまだ安い方です。もっと高いボイトレスクールは、たくさんあります。
そして、ミックスをある程度の形にするには、最低でも年単位の修練が必要です。その間、ボイトレ教室に通うなら大変な額が必要です。
「声の成長」に投資することは全く否定しませんが、私ならいつでも参照できる「信頼できる書籍やDVD」や日々のカラオケに投資します。
練習が義務となり、つまらなくなる!
お金を払っているのだから、練習しなくてはならない。ボイトレを受けていた当時、私はこう感じていました。その後、独学に切り替えました。
独学開始後からは、カラオケ練習で楽しんで練習を継続出来ました。
練習法は、特殊なものではない!
ボイトレ教室でやる練習そのものは、特別なものではありません。ボイトレ教室は、どの練習が自分に必要か提示してくれるコーディネーターのようなものです。
結果、どのボイトレも、やらせる自体ことは大差ないです。Youtubeに上げられているたくさんのボイトレ動画を見ても、それが分かります。
もし貴方が自分自身を分析できているのなら、自分で課題を見つけ、適した練習を選ぶことは容易なはずです。
情報は、独自入手できる!
20年ほど前は、ミックスに関する知識は入手ハードルが高いものでした。そのため、ボイトレ教室に通うメリットを感じることもありました。
しかし、状況は変わりました。多くの場所から知識が得られる時代です。今や、ボイトレ教室に通わなくても、必要な知識は入手できるのです。
最新情報を手に入れるという面では、ボイトレ教室にメリットがあります。ただし、私なら、古くからの実績がある指導論を信頼します。
自分で考える力が身につく!
ミックスボイス習得に努力が必要なのは言うまでもありませんが、その努力の中では、頭と体の両方を使うというプロセスが必要です。
プロ野球で3回の三冠王を達成した、落合博満氏の言葉をご紹介しましょう。天才と呼ばれた選手ですが、引退後は練習と努力の重要性を強調しておられます。
【落合博満氏 インタビューから引用】
やったら必ずそれなりの結果が出てくる。出なかったら、何かが足りないんだ。だから、それを自分で考えて、補ってそれでまたやっていく。絶対、やったことは裏切らない。
自分にアドバイスをくれる先生がいつも側にいるとは限りませんし、その先生が自分のことを正しく理解しているとも限りません。だからこそ、自分なのです。
「自分力を高めて、爆速成長」も、ぜひご覧ください!
自分で考え、自分で進む。この力なしに成長することは出来ません。
必要な知識の入手法
私たちは、ボイトレ教室に頼らずとも独力で成長のために必要な情報を獲得することが出来ます。では、私たちはどこで情報を入手するべきでしょうか?
動画サイト
動画は、実際に声を聴けるというメリットはあるものの、アクセスのしやすさで文章に劣る面があり、私はあまり好みではありません。
15分の動画の中で「その話じゃなくて、あの話が聞きたいんだけど」みたいなことが頻繁にあります。ですから、私はボイトレ動画を見ることは殆どありません。
勿論、文字情報には動画情報に劣る面もあります。一概にどちらが良いとは言えませんので、個人の嗜好で選択しましょう。
書籍
やはり私は、文章で知識をストックする方が好きです。ボイトレに限らず、色々な書籍を手元に置いて持ち歩くのが私のスタイルです。
書籍なら、自分で付箋を貼ったり、ページの端を折ったりすることで、自分が見たい情報をすぐに見ることができます。
この点で、私は書籍を始めとする文字中心の情報収集を好みます。
このブログ
勿論、このブログも信頼できる情報源の一つになることを願って作られたものです。一所懸命に更新していますので、是非ご活用ください!
「私が考えるミックスボイス解体新書」も、ご覧ください!
私が考えるミックスボイス成長ステップも、ご覧ください!
独学の進め方
私の独学法はシンプルで、好きな歌を歌おうというものです。好きな方法で、楽しく練習するのが一番です。私のおススメも、ご紹介します。
私のおススメ
スピッツの楽曲をおススメします。たいていの楽曲はhiBまでですし、ヘッドボイスまでの基本的音域をカバーする良い練習となります。
勿論、草野さんのように歌うのは至難の業です。しかし、だからこそ楽しいというのもあります。ワクワクが、練習のモチベとなっています。
ミックスボイス習得におススメの練習曲ページも、ご覧ください!
さいごに
ミックスボイスは、とても難しいテクニック。でも、壁は高いほど登りがいがある。同じ道を志した仲間として、一緒に頑張りましょう!