モチベーションと準備

【飲料・食物・ウォームアップ・モチベ】良い歌に必要な準備とは

「普段は出来るのに、今日は上手くいかない」。そんな経験はありませんか?それは、「その日の貴方がベスト・バージョンの貴方ではない」からかもしれません。

ミックスボイスは、繊細な声帯のコントロールを必要とする技術です。「普通のことを普通にこなす」のも難しいことです。ましてや、繊細なコントロールについては、言うまでもありません。

今日は、こちらの記事の「項目3」で軽く触れた「声の準備の仕方」について、私自身のルーティンや考え方を掘り下げます。

声のために、私が気にしていること

歌に影響を与える「モノ・コト」は、殆ど無限にあると言ってもよいでしょう。何故なら、歌とは貴方自身、貴方の全てから生まれる物だからです。

しかし、全ての「モノ・コト」を気にすることは不可能ですので、特に影響が大きいと感じる「モノ・コト」を洗い出し、それぞれへの対策方針を立てましょう。

言うまでもなく、この洗い出しには「貴方の体との対話」を十分に経なくてはなりません。これからは、私自身が「声のために気にしていること」を列挙していきます。

声帯へ悪影響のある摂取物

食べ物や飲み物は、声へ影響力を持ちます。しかし、私は「歌う直前」以外はあまり気にしていません。美味しい物を食べたり飲むのは、心身の健康に重要です。

つまり、長期的には、お酒もチーズもコーヒーも、全て歌のためになります(笑)。ただ、心身の健康のために、暴飲暴食は控えましょうね。

食べ物への考え方

食べ物については、歌う時に胃の中に消化物があると歌に支障があります。おおよそ、歌う2時間前からは食事を控えるように気を付けています。当然、カラオケでは基本的には何も食べません。

しかし、食事を全くとらずに歌うというのも、活力不足でいい歌に繋がりません。空腹で力が出ないという状況ではいい歌も歌いにくいので、歌う前に何かしらのエネルギー補給はした方が良いと思っています。

乳製品、チョコレートなどの喉に絡みつくものは、練習前は避けています。どうしても食べたい場合は、練習が終わってから、ゆっくり楽しむようにしています。

飲み物への考え方

飲み物は、より注意が必要です。カラオケでは、飲み物がセットになるからです。私の場合、飲み物は「飲みたいものを飲む」のではなく、「歌の練習に良い物を頼む」という発想で注文します。

ですから、ミネラルウォーターが頼めるときは、ミネラルウォーター一択です。ドリンクバーが頼めるときも、ひたすら常温の水を飲み続けます。ドリンク代を惜しんで、練習の質が落ちるのは本末転倒です。

私は、ドリンク代金は、部屋を利用するための必要経費で、飲料はサービスでついてくると考えることにしています。

水が頼めない場合は、自分の喉と相談しながらより影響の少ない物を選ぶべきでしょう。私が避けたいと考える飲料の影響と、その代表例は以下の通りです。

歌に悪影響のある飲み物(影響度)

1. 声帯が閉まる飲み物(大)  ・・・ コーヒーなど
2. 喉に絡みつく飲み物(中)  ・・・ ミルク系飲料など
3. 炭酸系の飲み物(小)    ・・・ ジンジャエールなど
4. アルコール系(特大)    ・・・ ハイボールなど

ミックスボイスは、声帯が「健康的に振動」することで音量を出す発声技術です。声帯が硬くなったり、何かが絡みついたりすると感じるのは避けるべきです。

その状態でも、ミックスボイスを発声することは出来ますが、余計な筋肉や息で声帯を振動させることになり、喉枯れを助長します。

炭酸系は、声帯への影響に加え、あえて言葉を濁しますが、「生体反応」が出やすくなるのが難点です。アルコールを避けるべきなのは言うまでもありません。

声帯の乾燥と硬化

声帯の健康な振動のためには、声帯は「柔軟さと潤い」を保っている必要がありますが、そこに影響するのは、「食べ物・飲み物」だけではありません。そのほかで避けるべきものには、次の様な物です。

クーラーなどの冷暖房

声帯のことを考えると、避けた方が無難です。しかし、現実的には、マスクを着用する、加湿器と併用するなどという方法になるでしょう。カラオケルームでは、基本的には加湿が出来ないのでなるべく使わないようにしています。

タバコの煙

タバコを吸いながら歌う歌手の方もいらっしゃるので、個人差はあると思います。しかし、私の声帯は、タバコの煙に非常に弱いです。先日もこんなことがありました。

スピッツの「初恋クレイジー」を余裕で歌いきった直後。カラオケルームに急にタバコの匂いが入り込んできました。全室禁煙のはずだったのですが、受付に近い部屋だったのでスタッフルームからのタバコが漏れてきたのでしょう。

タバコの煙を感じたその瞬間、「声帯が閉まり、硬くなった」のを感じました。そこからも1時間ほど歌いましたが、中音域で息が声帯に引っかかるようになり、声が枯れてしまいました。せっかく調子が良かったのに、大変残念でした。

タバコは、絶対に避ける。出来る事なら、禁煙ルームを選んだ方が良いくらいです。もし貴方が喫煙者で、本気でミックスボイス習得を目指しているのなら、タバコは止めた方が良いと思います。

歌う前のウォーミングアップ

歌う前に、体に準備をさせておくことも重要です。ここでは、「全身のストレッチ」と「声帯のストレッチ」という二つの観点からの、体の準備についてお伝えします。

全身のストレッチ

歌う前に、体の準備をしておくことも非常に重要です。歌う事は全身運動ですので、全身のストレッチをしておくことが望ましいですが、特に、背中のストレッチを入念に行っています。

ミックスボイスを地声とスムーズに繋げるための「エレベーター感覚」(詳しくは、こちら)において、背中の筋肉は最も重要な部分です。

特別なストレッチをするわけではありませんが、ラジオ体操の様に「前屈」、「後屈」などを繰り返し、筋肉をほぐしておくことが必要です。

ところで、私はお遊び程度にテニスをすることがありますが、テニスの後は歌の調子が良いと感じます。疲れすぎない程度に軽い運動をしてから歌に臨むことができれば、それが最高の準備になっていることでしょう。

声帯のウォームアップ

睡眠(質、量、起床時間)

声帯は、繊細な器官です。睡眠不足の状態ですと、硬化しているのを感じます。なるべく質、量ともに十分な睡眠を心がけましょう。また、声帯は目覚めるのに時間が掛かります。

私の体感としては、ベストになるまで最低5~6時間はかかります。寝起き直ぐでも歌えないという訳ではありませんが、極力避けた方が無難です。歌うスケジュールから逆算し、5~6時間以上前に起きられるようにしましょう。

事前の水分補給

某ボイトレ本には歌手は一日に2リットルの水を飲むのが当然、と書かれていました。そこまで飲む必要があるかは別にして、声帯への水分補給は重要です。

体感として、声帯に水分が届くのは遅い気がしています。ですから、歌う直前に水をがぶ飲みしてもあまり意味はなく、朝起きてすぐなど、早い段階で水分補給をしましょう。ひとまずコップ2~3杯の水を飲んでおけば問題ないでしょう。

声帯のストレッチ

歌う前の声帯ウォームアップとしては、私は基本的にリップロールしかしません。好きな曲をリップロールだけで歌うなどで、合計5分くらいのリップロールをすれば、まずまずの準備になると感じています。

また、カラオケでも最初の数曲は低めの曲を選曲し、MumやNay、もしくはリップロールで歌うこともあります。とにかく、最初から高すぎる曲を選曲しないように注意しましょう。

私の好きなスピッツの曲では、「甘ったれクリーチャー」、「日曜日」、「愛のしるし」など。特に、「甘ったれクリーチャー」は音域移動が少なく歌いやすいので、最初の曲としておススメです。

モチベーションの準備

これは、「歌いたくて仕方がない」という気持ちを持てるかどうか、ということです。これは、難しいことです。歌に向き合うと、成長しない自分へのフラストレーションを感じることが多いからです。

ミスして当然と考える

私は自分に厳しすぎる傾向があり、録音した歌を聴いても失敗したところばかりが気になります。しかし、プロでもない私がプロのCD録音のように完璧に、ノーミスで歌えるはずがないと思うことにしました。

上手く出来た部分に目を向け、「これは良くできた。あとは、ここが改善すればもっと良くなるぞ」というマインドセットを持つように心がけています。そうすると、自分へのプレッシャーが減り、練習が楽しめるようになりました。

小さなゴールを設定する

また、カラオケごとに目標を決めることも練習のモチベに繋がります。例えば、「今日は絶対に喉を枯らさない」、「この曲のこの部分の成功率を上げる」、「受付の人にこの曲を覚えてもらう」などです。

惰性で練習するという事ではなく、毎回毎回小さなゴールを設定し、それをクリアすることでモチベーションを生み出しています。

素敵な音楽に触れる

「好きな曲を始めて歌うとき」のワクワク感は計り知れません。スピッツは3年に1枚のペースでアルバムをリリースしていますので、3年に1回はこのワクワク感を味わうことが出来ます。

しかし、新しい音楽との出会いを探し、素敵な音楽を見つけることで新しくモチベーションを生み出すことも可能です。最近の例で言うと、ヨルシカとの出会いは、私の練習に大きなモチベーションを投下してくれました。

この意味で、私は多くのアーティストの曲を「勉強」してきました。まずは、有名歌手のベスト盤、年代のベスト盤などに収録されている曲を聴くのが良いと思います。他にも、アニメやドラマの主題歌を覚えるのもいいですね。

私の場合、「小田和正」、「あいみょん」、「ZARD」、「いきものがかり」、「Judy And Marry」、「ラルク」、「B’z」などの曲を覚えました。

さいごに

今日は、歌う前の準備についての私の考えや実践していることをご紹介しました。

良い歌を歌うためには、今日の内容以前の話として、人生が充実していることが必要でしょう。そのためには、自分の心と向き合い、自分自身の幸せを定義することが必要だと考えています。

私にとって、幸せとは「自分の得意なことで、他の人の役に立ち、人と好意的に交流していく」という物でした。私は、家族は勿論、信頼できる友人、同僚、上司との交流や、良質な本からの知識吸収などを通じて、人生を送っています。

大変なこともたくさんありますが、トータルで見れば「いいんじゃない」と思います。

皆さんの人生が幸せなものであり、幸せな皆さんの大好きな趣味である音楽を心から楽しめますように。そして、幸せな貴方の音楽ライフに、私のブログが少しでもお役に立つことを願って。

エンゼルス大好き
すけまろ
myself
スピッツが大好きで10年来のファン。このブログは、そんな私によるスピッツのファンブログです。カラオケ大好き、スピッツの楽曲フルレビューにも挑戦中。歌手オーディションに3回合格。漫画、アニメ、読書も好き。スポーツ観戦がライフワーク。最近はエンゼルスに夢中で、ツイッターでは応援ツイートを垂れ流しています(笑)。貴方も、「LTBU」しませんか?
\ Follow me /
error: Content is protected !!