カラオケ・ミックス練習曲

【ミックス練習曲】「いろは」な複面相を持つスピッツの楽曲でミックス鍛錬しよう

こんなコーナー

カラオケで歌うことでミックスボイスの練習を続けている筆者が、練習に良いと感じた楽曲を個人的な難易度評価付きでご紹介。

今日ご紹介する一曲は、スピッツの「いろは」です。知名度は殆どありませんので、この曲を知っている人はなかなかのスピッツファンだと言えるでしょう。

この曲の最大の特徴は、最低音が高い(mid2E)であるという事。使用音域は、mid2E~hiAというなかなか珍しい楽曲です。

ミックスボイスが使えなければまず形にならない、しかしミックスが使えれば簡単な曲と極端な二面性を持つ本曲。ぜひ、挑戦してみてください!

「いろは」について

難易度判定

さて、まずは「いろは」の難易度を分析してみましょう。個人的な難易度評価は、「B」となりました。

1. 速度
2. 音程処理3. ロングトーン4. 難易度(C~S)
テンポ早口度音域最高音回数
いろは普通普通狭い普通少ないB

リリース情報

2000年に発売されたスピッツの第9作アルバム「隼」に収録されています。

「隼」は、優等生バンドとしてのレッテル張りに悩んでいたスピッツが、反逆心から(もしかしたら少し背伸びをして)ロックロックしたアルバムです。

そんなアルバムの中でも特徴的な本曲は、なかなかに尖った楽曲です。この曲だけではありませんが、スピッツにしては珍しく「俺」という一人称も登場します。

カラオケ歌唱

DAM、JOY共に選曲可能です。この曲も、普通のカラオケならまず選曲できると考えてよいでしょう。

おススメする理由

ミックス音域のみで構成された曲

総評

mid2E~hiAまでと言う非常に狭い音域のみを使用する楽曲で、かつメロ部分は音程移動が少ないです。メロ部分ではmid2F#が超連発されます。メロの殆どの音がmid2F#だと言っても過言ではないほどです。

ミックスが出来る方は・・・

ミックスがある程度できれば、地声との入れ替えが必要ないため歌いやすい部類に入るでしょう。ミックスボイスの声帯フォームを固め、そのフォームで力を入れながら音を強める練習に相応しい楽曲です。

ミックスが出来る方は、メロで連発されるmid2F#を顔で響かせる感覚を大事にしてみましょう。声楽の「マスケラで響かせる」という事です。この感覚を大事にすることで、声が豊かになりますし、ミックスも安定しやすくなります。

まだミックスが難しい方は・・・

ミックスがまだ難しい方は、「声帯フォーム」を声帯に覚えさせる練習曲と割り切って練習してみることをおススメします。

極端に声が高い場合を除き、男性が地声だけで歌おうとしてもまず無理ですし、地声を引っ張って歌ってもミックスは成長しません。忍耐を持って、練習を続けましょう。

焦らずにミックスの基本である「伸展」+「閉鎖」の感覚(別記事へ)を徐々に養っていきましょう。はじめのうちはオケに負けてしまう様な音量しか出せなくても大丈夫です。

大事なことは、適切な発声バランスを保つこと。息を声帯にぶつけてがなり上げることは、将来的な成長にはつながらない行為です。

貴方の声帯が耐えられる最小限の息を声帯フォームに流し、破綻しないフォームで細い橋の上をソロソロと渡るような感覚で練習しましょう。

最高音がhiAで練習に良い

この曲も、最高音はhiAです。サビは三回で、それぞれで母音「あ」と「お」でのhiA処理が必要となります。

大きな音程ジャンプはありませんので、前の音の感覚を上手く引っ張ることが出来れば、処理しやすいと言えます。

hiA処理では、「この音はhiAだから難しい」と思いすぎないようにしましょう。力み、身構えは貴方の声帯フォームを崩し、処理を困難にしてしまいます。

この曲に限らず高音処理の基本ですが、特別感は持たずに処理しましょう。なるべく、低い音程のミックスボイスの感覚を、音程の変化と共にグラデーションのように濃度を変えながら引っ張り上げるイメージを持てるようにしましょう。

曲が短い

この曲も、コンパクトにまとまった短めの曲です。同じくミックスボイス練習曲としておススメの「ブチ」(別記事へ)のように、千本ノックのような使い方をすることも出来るでしょう。

「カラオケに行ったはいいが、歌う気力が湧かないとき」は、思い切って事務的な練習に切り替えるのも、ミックスボイス成長のために役立つ一つの手法です。そんなときは、本曲の様なミックス練習曲をひたすら機械的に歌うのをおススメします。

キー変更の有無

男性は、原曲キーでOKです。女性は、3~4程キーを上げればいいでしょう。

キーを上げる際は、曲の最低音が「地声でも出せなくはないが、叫び気味になる、苦しい」程度の音に設定するようにしましょう。ただし、原曲の最高音がhiAであることも考慮してくださいね。

さいごに

私がミックスボイスの練習曲に良いと思う、スピッツの「いろは」をご紹介しました。やや攻撃的な雰囲気を持ったアルバム「隼」の中でも、かなり尖った印象を受けます。

ミックスボイスが出来る人にとっては簡単でありながら、出来ない人にとっては激ムズと全く違った顔を見せる本曲。

世間からの「優しいイメージ」というイメージに悩んで、優しいとは全く違う、「ロックバンドとしての顔」をアピールしたかったという当時のスピッツの心境と、どこか重なる部分もあります。

この曲を歌って、貴方のミックスボイスの精度を測ってみてください!

エンゼルス大好き
すけまろ
myself
スピッツが大好きで10年来のファン。このブログは、そんな私によるスピッツのファンブログです。カラオケ大好き、スピッツの楽曲フルレビューにも挑戦中。歌手オーディションに3回合格。漫画、アニメ、読書も好き。スポーツ観戦がライフワーク。最近はエンゼルスに夢中で、ツイッターでは応援ツイートを垂れ流しています(笑)。貴方も、「LTBU」しませんか?
\ Follow me /
error: Content is protected !!