歌が大好きでも、やる気が出ない日もあります。そんな時は、やる気をなくしている原因分析をしてみませんか?
私の場合、やる気が無くなるのは、他人との比較をしてしまう時です。そして、比較はたいていの場合良い結果を生み出しません。
この記事では、他人との比較をやめる方法を考えてみたいと思います。モチベを高く保ち、毎日ボイトレを頑張っていきましょう!
結論
人間は相対的な生き物。なかなか比較を辞められないのが私たち人間です。ただ、少なくとも、悪い意味での比較からは卒業しましょう。
悪い比較をしてしまい、やる気を失うのは残念な事です。自分らしさを大切に練習を継続しつつ、時にはお気楽な考えも大事にしましょう。
悪い比較を辞めるコツ
私たちを悩ませ、やる気を失わせる比較は、悪い比較です。しかし、考え方を変えることで、悪い比較から距離を置くことが出来るようになります。
1. 「嫉妬心」を歓迎する
嫉妬することは、自然なことです。貴方が、その分野に本気で取り組んでいる証明でもあります。だから、嫉妬を覚えたときはその嫉妬心を認めてあげましょう。
存在を認めてあげたうえで、胸の内に生じた嫉妬心を眺めてみると、意外とどうでもいいことに思えたりします。アイツの方が上手い。だから、どうした?
健全な嫉妬は、貴方の成長を加速させる栄養分になりえます。スピッツ草野さんも、才能あるアーティストを見ると嫉妬するそうです(笑)

2. 歌う理由を整理する
私たちが歌を一生懸命練習するのは、何のためでしょう。「なぜ」を本質的に掘り下げていったら、歌を楽しみたいという根っこに行きつきませんか?
私の場合、歌う理由は、大好きなアーティストの曲を自分なりに楽しく歌うこと。こう思えてからは、他人との比較は意味がないと思えるようになりました。
その結果として、誰かになかなかいい歌を歌うじゃんと思ってもらえるとしたら、勿論なお良いと思います。

3. 自分の声が、唯一無二だと知る
どんなに技術力のある歌手でも、貴方の声を貴方以上に使いこなすことは出来ません。私たちは、生まれながらにしてそれぞれの個性を持った歌手なのです。
私の目標は、自分の声が最大限生かす技術を身につけて自由に歌うこと、です。その過程で結果として上手くなっているかもしれませんが、それはただの副産物です。
この意味で、私は「歌ウマ」を目指すのではなく、私の声を最大限生かすことを目指して練習したいと思っています。

4.ただ、明日を信じる
こんなに練習してきたのに、どうしてこんなに下手なんだろう。そう思ってしまう事もあるでしょう。しかし、落ち込んでいても仕方がありません。
今日はダメでも、明日は少し理想に近づく。それを積み重ね、目標に近づいていく。そんな気持ちで、今日の失敗、ダメさ加減にも微笑みを向けてあげましょう。
自分の理想の声を手に入れる過程をまだまだ楽しめる余地がある、という考え方で練習に気楽に取り組んでいきましょう!

さいごに
負の感情と思われがちな嫉妬心も、受け入れられると意外と素直になります。案外、貴方に思わぬプレゼントをしてくれるかもしれません。
「やる気が出たら、声を開発していこう」も、ぜひご覧ください!
いずれにしても、ボイトレ道に終わりはありません。転んだとしても軽く笑い飛ばし、明日も元気にボイトレをしていきましょう!