ミックス感覚論

【ミックスに迫力】喉下げフォームを記憶させて歌う「杭打ちピンポンU感覚」

結論

ミックスボイスの音質は、共鳴腔の使い方に大きな影響を受けます。地声っぽい声を作るには、喉仏が上がりすぎないようにしたうえで、口腔共鳴を上手く使う必要があります。そのためには、無駄な力みを入れずに喉を広く使うテクニックが役立ちます。

地声っぽい声に必要なこと

地声っぽいミックスボイスで歌うために、知っておくべき前提条件を整理します。

ミックスの性質

ミックスボイスに付与できるのはあくまで「地声っぽさ」です。「っぽさ」から分かるように、あくまで疑似的なものであると考えてください。

このことを理解していないと、そもそも無理な目標設定をしたり、自分の声の評価を誤ってしまう危険があります。

共鳴腔の操作

ミックスの音色を変えるうえで、大きな影響力があり、かつ操作しやすいものの一つが共鳴腔の使い方です。音色を操作したい場合は、共鳴腔をどう使うかを考える必要があるのです。

そして、共鳴腔の大きさに直結するのが歌唱時の喉仏の位置です。一般に、喉仏が上がると声は鋭く細いものに、喉仏を下げると声は少しぼやけがちな太い物になります。

独自感覚:杭打ちピンポンU感覚

ここからは、今回の独自感覚「杭打ちピンポンU感覚」についてご説明します。この感覚は、喉仏の位置を安定化させる効果があると感じています。この感覚は、大きく分けて3つの構成要素からなりますので、それぞれを解説していきます。

杭打ち感覚

以降の2要素は口腔内を意識する要素です。その要素を意識しすぎると、声が浅くなるリスクがあります。深く響く声には、全身との連動が必要です。そこで、この「杭打ち感覚」です。

イメージ解説

この感覚では、両足にしっかりと体重が乗り、足の指で地面を掴む様な感覚を大事にします。片足を少し前に出し、やや前傾姿勢を保つと、「杭打ち感覚」がキープしやすいので試してみましょう。

体にかかる自然な重力が骨盤から足へと繋がり、地面との連結感を保って歌うことを目標にしましょう。

ピンポン感覚

ここからが、口腔内の共鳴腔を上手く使うための感覚となります。先述したように、ミックスの地声っぽさを演出するためには、喉仏の位置に気を払う必要があります。そこで、この「ピンポン感覚」です。

イメージ解説

この感覚では、喉仏を下げたあくび喉状態を作った上で、声と言う重りがピンポン玉のように口腔内に存在し、喉仏の上昇を軽減することをイメージしてください。

喉仏を引き下げ筋を使ってで力で引き下げるのではなく、声というピンポン玉の重りが、喉仏の上昇を自然軽減する状態が理想です。

また、声を当てる位置も重要です。前歯の少し上を意識しながら、球体のピンポン玉の一部がそこに接触しているイメージをお試しください。

U感覚

声帯周りの筋肉を固めての発声した場合、声帯振動がスムーズになりません。結果、声からはノビやツヤが失われ、直線的な五月蠅い声になります。

ですから、喉仏を下げるという所作も、軽やかに行われなくてはいけません。これを補助するのが「U」感覚です。(注釈:以前の「Uで巻き込み感覚」とは別物です)

イメージ解説

軽やかな声を出すために、顎のUラインを声が通り抜けるイメージで発声するのが役立ちます。唇を突き出しながら「wow」と発声する練習も、この感覚の助けになります。

声は左頬を出発した後、顎のラインを急加速して顎下に到達し、僅かに速度を落としながらも高速で右頬に到達する感覚です。バイクのエンジンを吹かすようなイメージも近いかもしれません。

さいごに

ミックスボイスを「地声っぽくしたい」は、全てのミックスボイサーの目標であり、永遠の課題でもあります。それゆえに、魔法の様な方法を探し求めてしまいがちです。

今回ご紹介したような感覚は、あくまでオマケ要素であり、基礎的な発声があって初めて機能するものです。コツやテクニックだけを追い求めず、地道な基礎練習も大切にしていきましょうね。

エンゼルス大好き
すけまろ
myself
スピッツが大好きで10年来のファン。このブログは、そんな私によるスピッツのファンブログです。カラオケ大好き、スピッツの楽曲フルレビューにも挑戦中。歌手オーディションに3回合格。漫画、アニメ、読書も好き。スポーツ観戦がライフワーク。最近はエンゼルスに夢中で、ツイッターでは応援ツイートを垂れ流しています(笑)。貴方も、「LTBU」しませんか?
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