音色の改善・安定

喉枯れを防ぎ、ノビのある声に。ミックスボイスに必要な息の量や使い方を知ろう

こんな記事

ミックスボイスの安定には、適切な呼吸法息の使い方が必須です。重要なことは、「声帯フォーム」に最適な息を当て続けること。

そのためのキーは、いわゆる腹式呼吸が出来ているかという形式的なものではなく、呼吸への意識を排除できているか、です。

この記事では、自然な呼吸法と必要な息の量について、専門家からの助言も踏まえながら解説してきます。

結論

ミックスボイスは呼吸法に関わらず発声可能ですが、声を安定させたり、その消耗を抑えるために、息の使い方に気を払うべきです。

ただし、呼吸法を意識するがあまり、人為的な動作を招く呼吸法を行ってはいけません。自然に吐き、自然に吸うのがベストなのです。

大切な3つの要素

呼吸と歌唱の関係性について、基本的な考え方を整理します。この記事では、最適な発声のために必要な要素を、以下の3つの視点から考えていきます。

  1. 呼吸法
  2. 息の量
  3. 息の使い方

1. 最適な呼吸法とは

結論から言うと、呼吸法を意識しすぎるのはNGです。自然な呼吸の中で歌うのが理想です。「うたうこと」では、次のように述べられています。

【 フレデリック・フースラー著 「うたうこと」p67より 引用 】

何よりもまず、息を吸おうという意識を持たないこと。何よりもまず第1に、正しく呼気をすることを心がけよ。そうすれば、(中略)自動的に吸気が行われる

息を使い切れば、生理的な仕組みとして息が吸われる。つまり、正しく吸う事は、正しく吐くことと定義しているわけです。

2. 最適な息の量とは

歌唱において推奨される呼吸は、特別に意識されない自然な呼吸です。そして、自然な呼吸で吸う空気量は、多くありません。

従って、歌に使う息の量は少なめであるべきです。偉大なベルカント歌手、バッティスティーニは以下のように語っています。

【 フレデリック・フースラー著 「うたうこと」p67より 引用 】

息の使用量は極度に少なくしなければならない。(「私は歌うためには、花の香りをかぐ程度にしか、息を吸わない」)

このことからも、私は、最適な息の量=最小限の息であると考えています。なお、私が考える最小限の息とは、リップロールで使う息の量を指します。

息の吹き上げから卒業するという信念が必要を持つことが、理想的な発声を手に入れていくために必要不可欠です。

3. 最適な息の使い方とは

最終的に息を声帯にぶつけてしまうなら、全てが台無しです。声帯に息をくっつける感覚で大切にしましょう。詳細は、以下のページで解説しています。

さいごに

息の量は少なければ少ないほど良いというのは、多少の語弊があるにせよ概ね真実だと考えていますし、究極的には花の匂いを嗅ぐ程度の呼吸で十分なのでしょう。

ただし、その領域に達するのは非常に困難でしょうから、ひとまずはリップロールのフォームを記憶することから始めてみましょう。

ミックスボイスは、息の量と勢いで声量を稼ぐ地声張り上げとは真逆の発声です。息のコントロールなしに、ミックスボイスは語れません。

熱気バサラのように熱く生きたい!
すけまろ
myself
スピッツが大好きで10年来のファン。このブログは、そんな私によるスピッツのファンブログです。草野マサムネさんのようなボーカルを目指してボイトレに励みつつ、スピッツの楽曲フルレビューにも挑戦中。歌手オーディションに3回合格。漫画、アニメ、読書も好き。スポーツ観戦がライフワーク。日ハム、エンゼルス、ACミランを中心として、幅広くスポーツが好きです!ツイッターは、スポーツ観戦の話が中心です!
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