カラオケボックスによって、声の出方が異なる気がする。それは、気のせいではない可能性もあります。
例えば、備え付けのマイクは、長年の使用でボロボロであることも多く、貴方の声を上手く引き出せていない可能性があります。
声の印象を左右する要素をしっかりと把握し、貴方の声が出来る限り良く響くように条件を整えていきましょう。
結論
カラオケで声のノビや調子が悪いと感じた時、それは貴方の調子が悪いのではなく、マイクやスピーカーの性能が悪いからかもしれません。
機械は利用するもので、依存してはいけません。スピーカーから聞こえる声で調子が悪いと思い込んでまう様な事は避けるべきです。
聴こえる声に関わる要素
カラオケボックスで響く声は、基本的にはマイクとスピーカーを通した声です。そして、ボックスに備え付けられている機械の性能が非常に悪いこともあります。
私自身、いくつか行きつけのカラオケがありますが、同じカラオケでも、ルームによって声の響き方がだいぶ異なると感じています。
マイクの性能
マイクの性能が声に関わるのは言うまでもないことです。DAMでもJOYでも、音圧や感度を設定・操作できるとはいえ、壊れかけたマイクでは話になりません。
なお、私が考える悪いマイクの特徴は、以下の通りです。こんなマイクに当たってしまったら、結構モチベーションが下がります・・・。
- 重くて長い
- マイクヘッドが完全に固定されていない
- 電源ボタンが明確に切り替えられない
カラオケに備え付けのマイクに関して言えば、短く軽いマイクの方が高性能だと感じています。マイクが選べるならば、出来る限り短く軽いマイクを選びましょう。
また、マイクヘッドがカタカタ揺れたり、電源ボタンがカチカチと動かないマイクは、経年劣化が激しく声の拾い方もぼやけた物が多い印象です。
マイマイクもおススメ。備え付けマイクより性能が高いですし、部屋によって変動するマイク性能を固定化できるという点でおススメです。

スピーカーの性能
マイクはともかく、流石にスピーカーを持ち込むわけにはいきません。そのため、スピーカーの性能については基本的には運任せ。こればかりは、仕方がありません。
声が極端に響かないなと思ったときは、スピーカーからきちんと音が出ているか確認しましょう。たまに、音が出ていないことがあります。

部屋の大きさ
狭い部屋ですと、低いマイク音量でもハウリングが起こりやすいと感じていますので、出来る限り、中くらいの大きさの部屋を選ぶのが良いでしょう。
店によって平均的な部屋の大きさが決まっていることもあります。大きめのカラオケルームを備えている店に通うのも、良いでしょう。

カラオケの音量設定
DAMでもJOYでも、マイクの音量はハウリングするギリギリまで上げましょう。音圧やエコーの掛け具合も調整し、自分が好む最適な設定を見つけておきましょう。
マイク音量を上げることは、恥ではありません。ミックスに多少声量が足りなくとも、マイクでカバーできるなら何も問題ありません。
さいごに
練習を繰り返していれば、声の調子が悪いと感じることもあるでしょう。ただ、調子が悪いかどうかを、機械を通した声だけで判断しないようにしましょう。
機械を通した声の響きに気を取られ、発声を崩してはいけません。