ミックス感覚論

【ミックスボイスの地声感を増す】地声っぽいミックスのための「横串感覚」

こんな記事

ミックスボイスに地声感が欲しい。ミックスボイス習得を目指す方にとって一番の望みと言っても過言ではないでしょう。

ミックスボイスの地声感の基礎となるのは「声帯フォーム」の適切なバランスですが、それが出来ていれば、多少のヒントが役に立つことがあります。

今回は、ミックスボイスに厚みを持たせて地声と接続感を高め、地声っぽい音を作るための独自感覚「横串感覚」をお伝えしていきます。

結論

低音ミックス域に入る際に、その音の高さに横串を通す感覚を持ってみましょう。このことで、声のグラデーション感を維持し、声が薄くなるのを避けることが出来ます。

「横串感覚」とは

ここからは、ミックスに地声っぽさを付与するための独自感覚「横串感覚」について、解説していきましょう。今回の感覚は、以前お伝えしている以下の二つの感覚と同時に使用するとより効果が高まります。

ミックスボイスの地声っぽさを高めるためには、適切な「声帯フォーム」の構築と、喉を上げずに共鳴させるという二つの要素が重要で、それらを様々な感覚で補助していく必要があります。

大切にしたいこと

この感覚を行う上で、特に大切にしてほしいことは以下の通りです。なお、ミックスボイスに地声を付与するこの感覚は、中級者以上の方向けです。

  1. 切り替えはグラデーションで
  2. 声は軽くても、音は厚く

初心者には難しい訳

ミックスボイスの初心者は、上記の二つを実行することが困難です。何故ならば、練習初期は声の軽さ=音の薄さとなってしまうからです。

この段階にいる人が無理に地声っぽいミックスを出そうとしても、必要以上に声を重くしようとするだけで、良い方向には進めないでしょう。声を重くせずに、「声帯フォーム」に重厚さを加えられるかどうかが勝負なのです。

声の軽さと音の厚みを切り離し、軽い発声を維持しながらも重厚な響きを落とし込んでいけるかが、挑戦判断の分かれ目です。

難しい場合は、以下のステップに沿いながらゆっくりと声を開発していきましょう。焦って積み上げた声は、成長限界値が低くなります。急がば回れです。

イメージの仕方

低音ミックス域へ入る際の基本は裏声へのリリースです。しかし、リリースの際に音の上側だけに声が乗る感覚になると声が痩せてしまいます。

そこで、今回の感覚「横串感覚」の出番です。低中音のミックスに入る際、その低中音の音に横串を通すのです。横串を通した後は、その横串を音の中央として、音の上下に声をつけるイメージです。

カラオケで練習するなら、画面に映るその音の文字に横ぐしを通す感覚を大事にします。私は、スピッツの「インディゴ地平線」のAメロで練習しています。

喉のフォーム

繰り返しになりますが、声に地声感をもたらすために大切な要素の一つが、喉を広く使えるかどうか、です。

従って、「横串感覚」を実行する際も、喉仏を少し下げて喉を広く使える状態で音を処理することが重要です。口の中にピンポン玉が入っているような感覚で、喉を広く使えるように意識しましょう。

響かせ方

声の響かせ方にも、一工夫あると地声っぽさが増します。おススメは、体の前に板をイメージすることです。以前のエレベータ感覚と言い換えてもいいでしょう。

ミックス域で声を出す際にその音一点だけを目指すのではなく、体の前の板全体に声をそっと押し付けるイメージを大切にすると、声に広がりが生まれやすいです。

さいごに

ミックスボイスを地声っぽくするという旅路は、果てしなく長い物です。本気で発声を追求する覚悟のもと、この事実を受け入れることが重要です。

コツコツと基礎練習を繰り返した上で、体との対話を通じて理想の発声に近づく術やコツを練り上げていく。これこそが、ミックスボイスを獲得するために必要不可欠です。

今回の感覚が、貴方の体と発声にしっくりくるのであれば、ぜひ自分なりにカスタマイズして使ってみてくださいね。

 

エンゼルス大好き
すけまろ
myself
スピッツが大好きで10年来のファン。このブログは、そんな私によるスピッツのファンブログです。カラオケ大好き、スピッツの楽曲フルレビューにも挑戦中。歌手オーディションに3回合格。漫画、アニメ、読書も好き。スポーツ観戦がライフワーク。最近はエンゼルスに夢中で、ツイッターでは応援ツイートを垂れ流しています(笑)。貴方も、「LTBU」しませんか?
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