こんな記事
「オーロラになれなかった人のために」は、スピッツが1992年に発売した、他作品とは雰囲気の異なる、5曲入りのミニアルバムです。
私の個人的感想ですが、このアルバムの収録曲は全て繋がって一つの物語を紡いでいると感じるので、その設定で全曲を解釈しています。
このページは、そんな「オーロラになれなかった人のために」のレビュー記事をまとめたページ。さぁ、オーロラの浮かぶ夜空へ・・・。
収録曲一覧
タイトルのオーロラは、美しいものの象徴と感じています。従って、そのオーロラになれなかったとするタイトルは、叶わなかった夢を示唆するとします。そこで、以降では将来を一緒に過ごすはずだった二人に訪れた、悲哀の物語を考えていきます。
曲名 | 属性 | 物語の順番 ( 1→5 ) | おススメ度 | |
1 | 魔法 | 明るく寂しい | 5 | |
---|---|---|---|---|
2 | 田舎の生活 | 美しく切ない | 1 | |
3 | ナイフ | 危うく脆い | 2 | |
4 | 海ねこ | 空元気 | 3 | |
5 | 涙 | 悲しく優しく | 4 |
さいごに
私が「オーロラ」を聴いて感じたのが、Queenの最高傑作の一つ「QueenⅡ」でした。フレディ・マーキュリーによる一筋の妖精譚が続くアルバム後半部分と、「オーロラ」に漂う雰囲気が幻想性という一点で繋がり、一連の物語との感覚が生まれました。
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